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スタッフが感じた日々是好日

2021年10月号

vol. 15

好みは変わるもの!?

子供のころは、何故あれ程、というくらい本を読みませんでした。
漫画は好きでしたが、活字だけの本は受験期に多少読んだかなくらいで
中学高校では図書室に殆ど立ち入ったことがありませんでした。

それが電車通勤をするようになって暫らくしてからだったかと記憶していますが
歴史小説、とりわけ司馬遼太郎の作品にはまりました。

今も変わらないのですが、通勤に電車で小一時間ほどかかるため
時間つぶしのために文庫本を読むようになりました。
最初は父が「面白いから読んでみろ」と勧めてくれたように記憶しています。
その作品が何であったかは忘れましたが、『梟の城』だったような気がします。

最初は父が買ってきて読み終わったものを読んでいましたが、
いつからか家に無い作品を片っ端から買って来ては読み漁るという状態でした。
選ぶ作品についてはへそ曲がりなところがあって、『竜馬がゆく』や
『翔ぶが如く』など聞いたことのある作品は後回しにしていました。

戦国時代も幕末でも主人公の立ち位置で景色が全く違って見えてくるのが
面白いもので、特に幕末の物語では幕府側からの作品と薩長側からの作品では
手のひらを反すように登場人物への思い入れが変わってしまうものです。
2021年の大河ドラマ『晴天を衝け』ではどうしても幕府側の目線に自然となって
徳川家に肩入れしてしまい、2018年の『西郷どん』の時に肩入れしていた
西郷隆盛・大久保利通が憎く見えてしまいます。

本で読む場合は同じ時代を続けて読むこともあるので、この落差がさらに大きく
数日前まで格好いいと思っていた主人公が、なんと憎らしい奴だ
となってしまうことは珍しくありません。

いつの間にか電車移動の際の友が文庫本となっている私。
今の時代、スマホやタブレットで文章を読まれる方も多いと思われますが
文章を読むのには紙媒体の方が良いと、どうしても思ってしまいます。
漫画程度であればスマホのKindleでも読み続けられますが
長文は読みたくないという思いが強くあります。

かれこれ20年くらい前にペーパーレスの世の中になると言われだし
色々な情報を画面で閲覧して済ますようになろうとしていましたが
PCの画面を読んで考えて、理解して、頭に入れるということが苦痛でした。

りんくるに入社して自分専用のPCが支給されてからは、
PCの前で過ごす時間が各段に長くなったおかげもあり、
モニターの画面を長時間見ていても耐えられるようになりました。

なんでそんなに画面の文字が嫌だったのでしょう?
正直理由はわからないのですが、画面がCRTモニターだったからでしょうか…
思い直してみると家のモニターはCRTモニターでしたが
当時の会社では担当者のこだわりで会社のPCは小さいながらも液晶画面でした。
単なる慣れなのでしょうか。

今後、文章を読むための環境の好みも変わって、
「電子媒体の方が字の大きさと調整できるから楽だ」
なんてことを言いだす時が来るのでしょうか。

歴史小説からある程度の活字中毒者になった私ですが
最近では司馬さんの作品をほぼ読破してしまい、興味をもった作者さんの作品を
読むようになっています。

誰の作品が面白いのか分からないので、ドラマ・アニメ・映画の原作作品や
原作者さんの作品に手を出しています。

アラフィフのおっさんが読むような作品では無いという自覚はあるのですが
NHKのドラマが面白かった「これは経費で落ちません」シリーズは
今年になって発売された最新巻まで買っています。

なんか作品内の会社の状況などが、業種は違うものの製造部門を持っている会社の
経理部の話というところに懐かしさを感じています。(こんなでも経理部経験有です)
20年近く前に無くなってしまった会社ですが、この作品を読んでいると
「わかるなぁ」って箇所に何度も出くわします。

なんだか取り留めも無く書いてきました。
途中でどうにか谷さんとの思いでについて書きたいと思ったのですが、
上手く入れ込めませんでした。

ちょっと遅く迄会社に残っていて、谷さんと二人になった時に
司馬遼太郎作品のことや大河ドラマのことを話したのが思い出されます。
談義と言う程ではない他愛ない話を、事務所にそれほど遅くなっていない残業をした時
よくしたことを思い出しました。
吉田松陰の話をした時には、事務所が小伝馬町ということもあり感慨深いものがありましたし、
今も刑場跡のお寺の脇を通る時には気が引き締まる思いがします。

現社長の山東さんとは、どちらかと言うと最近好きな作家、有川浩さんの話など
谷さんとは違った分野の話で盛り上がれそうです。

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