会社案内・事業内容
1995年、私たちは、親会社の中で、社内ベンチャーとして産声を上げました。
高いIT技術を持つSOHOパートナー網を全国に張り巡らせ、多くの企業や一般家庭に、IT関連のサービスを届けて参りました。
そして2004年、紆余曲折を経た後、これまで世に見なかった、まったく新しいサービス「e-コンシェルジュ」をスタートさせます。
「そんなサービス、本当に成立するの?」
当初、周りからはそんな懸念の声も聞こえてきましたが、徐々に、お客様の声は「面白いよ」に変わっていき、
そして2005年、ついに「e-コンシェルジュ」を専業とする「株式会社りんくる」の創業に至りました。
私たちのプロフィールをご紹介します。
会社名 | 株式会社りんくる |
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設立日 | 2005年5月 |
資本金 | 3,000万円 |
役員 |
代表取締役山東 弘明 取締役谷 裕子 取締役藤本 康寛 |
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〒103-0001
東京都中央区日本橋小伝馬町17-13
第9堀ビル7F
Tel:03-6421-6251
Fax:06-6221-0621
※Faxは「大阪06」(Faxサーバー)で受け取っています- 【交通案内】
- 地下鉄日比谷線「小伝馬町」から徒歩4分
- 地下鉄新宿線「馬喰横山」から徒歩4分
- 地下鉄浅草線「東日本橋」から徒歩7分
- JR総武快速線「馬喰町」から徒歩4分
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〒541-0046
大阪市中央区平野町4-7-7
平野町イシカワビル9F
Tel:06-6221-0620
Fax:06-6221-0621
- 【交通案内】
- 地下鉄御堂筋線「本町」から徒歩6分
- 地下鉄御堂筋線「淀屋橋」から徒歩6分
社員数 | 9名(2020年5月現在)メンバー紹介はこちら |
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業務内容 | IT業務のアウトソーシング業 (e-コンシェルジュサービス)
このサービスは、1人の高度なIT技術を持つ専門家を、複数のお客様でシェアをすることによって
サービスを提供するのは、りんくる社と提携する全国の個人事業主(SOHO)たちです。
コンシェルジュは、電話やリモートという手段ではなく、
対象となるお客様は、IT業務に専任する社員のいない中小企業や、 |
りんくるの語源 | 私どもは元々、全国のSOHOパートナーをCREW(クルー)と呼んでいました。 そのCREWとお客様をつないでいこう!という意味を込め「Link・CREW(リンク・クルー)」を標榜し、 語呂よく「りんくる」としました。 ※りんくる社のドメイン名「leencrew」は造語です。 |
会社の歩み
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親会社の社内ベンチャー制度にて「クルーウェア・ドットコム部」を5名で立ち上げる。
それまで世に見なかった「在宅勤務」という就労形態を活用し、在宅のままで商品を作り、供給していこうとするアイデアが採用され、ベンチャービジネスのスタートを切ることとなる。日本IBMのOG(女性退職者)メンバーを中心に、ニフティサーブの「在宅勤務フォーラム」より集った
個人事業主(SOHO)がそこに加わり、日本初の「全国在宅勤務クリエイトチーム」が産声をあげる。我々はそのチームメンバーをCREW(クルー)と名付け、そのCREWに、コンピュータ関連の仕事を発注し始める。
ワープロ入力、データ入力、ドキュメント作成、ホームページ製作、プログラミング、翻訳など、ネット回線を通じて
納品のできる仕事が、驚くべき安価で、驚くべき品質で、驚くべき速さで流通される仕組みが、ついに動き始めた。これは、それまでの社会通念上、
外に働きに出られなかった「小さい子供を持つ母親」や「主婦」などに、女性の社会進出を促す「新しい就労の場」を提供することにもなり、多くのマスコミにも取り上げられる。依頼は少しずつ、少しずつ増えていく。
春、大地が温まり、冬篭りをしていた生き物が穴から這い出てくる「胎動」を感じるような、そんな心躍る毎日となる。 -
ベンチャービジネスの開始から2年。
3,000名にも膨れ上がったCREW網は、とうとう日本全国の都道府県を埋め尽くすようになっていた。
そこで、その「(日本中にCREWがいるという)ロケーションメリット」を活かした、新しいビジネスが始まる。
量販店でパソコンを買うと、自宅に専門スタッフが来て、パソコンの組み立からインターネットの接続までをして
くれる。これは今ではどこにでも見られる当たり前のサービスだが、このサービスを日本で初めて、
全国版で提供したのが、我々のCREW網だった。我々は有名な会社でもなかったし、CREW網を広告する力もなかったので、日本IBMや日本ゲートウェイといった、
有名企業の下、この「全国パソコンセットアップ事業」を世に広めていくことになる。CREWたちは、元々、大手企業でコンピュータ関連
の仕事に従事していたプロ達だ。
改めての技術教育などは不要で、
社会人としてのヒューマンスキルにも長けていた。
札幌のユーザーからの依頼は、札幌に住むCREWが引き受け、熊本のユーザーからの依頼は、
熊本に住むCREWが引き受けるという
「デリバリ(配達・移動)コストOFF」を実現した、
画期的な仕組が動き始める。この「全国パソコンセットアップ事業」は1998年に
始まり、2001年にピークを迎える。
このビジネスによって売上げは飛躍的に伸び、
いよいよ全国のCREW網が躍動をし始めた。 -
1998年に始まった、全国のCREW網を駆使した「全国パソコンセットアップ事業」がこの年、
突然のシュリンク(崩壊)をする。日々、数百名ものCREWが、日本のどこかの町で
パソコンを設置している-そんな目も回るフル操業の最中、大事件が起る。
2001年7月、日本ゲートウェイが日本市場からの撤退を決める。そしてその二週間後、今度は日本IBMが、個人向けのパソコン事業からの撤退を発表するのである。
この2社の事業撤退は、我々を茫然自失に追い込むこととなった。我々の売上げは、この2社にほぼすべてを依存していたからだ。
そして時期を同じくし、我々の全国SOHO網に対抗した「大学生ネットワーク網」を組織したベンチャー企業が現れた。
我々は、ついにここでギブアップとなる。
かつてドル箱だった
「全国の個人向けパソコンセットアップ事業」からの
撤退を決意することとなる。 -
事業のシュリンクから3年、我々は法人向けの
IT業務を引き受け、細々と食いつないでいた。
が、そんな中にあっても、新しいビジネスプランを
黙々と練り始めていた。
それが「e-コンシェルジュサービス」だった。
もう、二度と足元をすくわれるような「下請け稼業」はイヤだったし、ライバル企業に追われないサービスを作ろうと、考えに考え抜いた、
新しいサービスだった。
そしてついに、その構想を世に出すチャンスが
巡ってくる。
e-コンシェルジュのテストランに踏み切ったのだ。
捲土重来に思い馳せた3年間は、
貴重な充電の期間となっていた。 -
「株式会社りんくる」を創業。
2004年に実験的にスタートした新サービス「e-コンシェルジュサービス」は、驚くべき廉価であるのに、提供する
サービス量に上限がないという、極めてユニークな仕掛けなどが評判となり、「事業ごと買いたい」と申し出てくれる企業までが現れ、世間からまた、新たな注目を得るようになる。そして2005年5月、親会社からの出資を受け、我々はついに「e-コンシェルジュサービス」を専業とする
「株式会社りんくる」を立ち上げる。代表の谷は、親会社を退社し完全転籍。
退路を断っての挑戦である。
創業時に社員数名を親会社から借り受け、大阪吹田市にて事業をスタート。
登録数3,000名を数えたCREWのうち、法人ビジネスの経験を持ち、サーバーやネットワークの構築スキルを持ち、小さな企業のITソリューションを担える、選りすぐりの約100名のCREWと、新たな船出を切ることとなる。我々はその100名のCREWを新たに「コンシェルジュ」と名付けた。
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2006年11月、東京事務所を開設。
※文中の「親会社」の表記は「元・親会社」が正しく
業績は紆余曲折をしながらも順調に推移し、創業からの黒字を続け、そして現在に至る。
現在、りんくる社には親子関係にある関係先会社はありません。