社内ネットワーク調査

A社　様
業種：食品加工業
従業員数：約60名
NAS：2台
クライアントPC：約60台

弊社のホームページ（コンセプト紹介のページ）を読んで、連絡することを決めたとおっしゃるお客様より、
お問い合わせページよりご連絡を頂きました。
「e-conciergeサービスを利用して、社内ネットワークの保守をお願いしたい。」とのご依頼でした。

このお客様には、PCやNAS等のIT関連機器の保守をされている業者様が既にいらっしゃったのですが、
その業者様は「ネットワークは範疇外の為、保守対応できません」というスタンスを取っておられるようで、
今回お問い合わせ頂いた方がこれまではご自身で四苦八苦しながらも何とか対応されてきたそうです。
しかし、「いざという時にはやはりプロの力を借りないとネットワークの不調には立ち向かえない」とご判断され、
助け舟となる人材や企業を探し始められました。

そうしているうちに、社内ネットワークがリアルタイムで不調に陥り、
一刻も早く改善させないと業務に支障をきたしてしまう状況となってしまったようで、
死に物狂いで弊社を探し当てて頂いたのが今回お問い合わせ頂いた経緯です。

さっそくお客様へアポイントを取り、ヒヤリングさせて頂いたところ、
ネットワーク不調の原因を調べるのにはかなりの労力が必要になりそうだなというのが第一印象でした。
と言いますのも、今まで社内にネットワーク環境の管理をする方がいらっしゃらなくどなたも把握できていなかった為、
社内ネットワーク環境の洗い出しから始めないと原因を特定させることは難しい状況だったのです。

e-conciergeサービスはサブスクリプションサービスなのですが
今回のネットワーク障害はお客様で急を要していらっしゃった為、e-conciergeサービスではなく単発のお仕事として、
現地のネットワーク調査をさせて頂きたいとご提案させて頂きました。

この弊社の提案にお客様はご納得頂けたようで、まずは現地を訪問しネットワーク環境の調査を行いました。

京都にあるA社様の本社及び工場を訪問。
LANケーブル、HUB、無線AP等のネットワーク機器が、各PC、プリンター、NAS等に
どのような経路で接続されているのかを1点1点手作業で辿って確認しました。
そして確認が取れた情報を基に、ネットワーク図及びHUBのポート表を作成。
最終的にそれらをドキュメントとしてお客様へお渡しさせて頂きました。

この資料があることで、今後ネットワークに障害が起きた際の原因追及を比較的容易に行うことができます。
例えば「PC使用中にネットワークが不調になった際に、そのPCが接続しているHUBの配下にあるPCや端末同士の通信が確認出来るなら、
そのHUBより上位で問題が発生している」という風に、問題箇所の切り分け及び発生原因を見つけ出し易くなるのです。

お客様への訪問調査の結果、今回のネットワーク不調の原因は概ね特定されました。
現在、その原因と思われる機器を交換するなど、改善に向けて順調に検証が進んでおります。

全ての検証を終え、原因の特定及びその対策まで完了した暁には
今回のネットワーク不調から解放されることになりますが
不調はいつまたどこで再燃するか分かりません。

そんな時に活躍するのが弊社のe-conciergeサービスです。
今回お客様へお渡しさせて頂いたドキュメントがあれば、問題発生時にある程度の切り分けは可能となりますが、
実際の作業や今後の対策を練ること等についてはやはり経験豊富なプロにお任せ頂いた方が安心です。
e-conciergeサービスでご紹介させて頂くSEは、みな百戦錬磨のプロフェッショナルばかりです。
毎月定額をお支払い頂くことで、そのプロのSEを貴社のIT保守担当者としてご利用頂くことが出来るのがe-conciergeサービスですので
将来的にはA社様にもこのサービスの導入を勧めさせて頂くつもりです。

りんくるでは、中小企業様向けにIT担当者をアウトソーシングしています。
一人のIT担当者を複数の法人様でシェアする仕組みで、
小さなトラブル対応から大きな課題推進のお手伝いと、幅広く対応致します。

まずはどうぞお気軽にお問合せ下さい。
お問い合わせはこちら