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スタッフが感じた日々是好日

2024年02月号

vol. 29

野球はお好きですか?(その2)

2月1日。今日は特別な日。
旧正月? いいえ、今日は日本プロ野球界の元旦です。
そう、プロ野球の春季キャンプが今日からいよいよ始まります。(一部の球団を除く)

皆さまにとってはただの平凡な一日に過ぎないのかもしれませんが
私のような野球好きにとっては特別な日であり
2ヶ月間ほど冷暗所で保管されていた野球に対する気持ち・情熱に再び火が灯され、
ワクワク感が止まらなくなる日でございます。

まさに球春到来を告げるこの春季キャンプというイベント。
大谷翔平選手が移籍し、山本由伸投手など複数の選手が海を渡った今年は
日本のプロ野球だけでなく、アメリカのメジャーリーグのキャンプにも
注目してみようと思っています。

さて、今号のお題は前号の続きとなっております。

ご興味がない方にとっては苦痛かもしれませんが、
どうか最後までお付き合い下さいませ。

私がこの『野球人口の減少』という問題を初めて耳にしたのは
昨年の秋頃に某テレビ局のニュース番組で
「現代野球」について取り上げる特集を観た時でした。

その特集の中で、この問題の原因の一つとして紹介されていたのが、
これまでの小中高校の部活やクラブチームで開催される野球の大会のほとんどで
『トーナメント戦』が採用されてきたことでした。

『トーナメント戦』だと1試合も負けられない、負けたら終わりという状況になる為、
「何としても勝つ」という勝利至上主義に陥りやすくなります。

そうなると
勝つ為の野球を頑なに貫くが故に無理をして、怪我等で後遺症を負ってしまったり
監督の指示がないと何も出来ない若者が多く生まれてしまうリスクが発生するというのです。

こういった環境や考え方が現代の若者のスポーツをする目的にそぐわないとされ、
野球人口の減少につながる原因の一つになっているということでした。

しかし、私が高校球児だったウン十年前では、
「目の前の試合に勝つために監督の考えに選手全員が従う」といった
トーナメント戦だからこそ生まれるこの姿勢は、当たり前の光景でした。

むしろ、チームに一体感を生み一致団結で戦うことが出来るこの姿勢こそが
チームスポーツの良さであり、私を育ててくれた大きな要素だと思っていました。
今もその思いは変わりません。

しかし時代は進んでいるようです。

野球に限らず、親が子供にスポーツをさせる目的の中には
「子供の成長・自立」があると思うのですが、
現在の「成長・自立」と以前のそれとでは、捉え方が全く違っており
私が経験し思い描く「野球」は、現在ではむしろ悪い影響を与えてしまう可能性がある。
そうすると「野球をさせたい」と思う親が少なくなっているのもうなずけます。

では、どうすれば野球というスポーツを通じて
「成長・自立」を促すことが出来るのか…。

この話し、今号もやはり長くなりそうなため続きはまた次号とさせていただきます。

最後に、今回も余談を一つ。

りんくるの創業者である故谷洋が阪神ファンだということは前号でお伝えしましたが、
実は谷洋の妻と娘は阪神のライバルチームである某人気球団のファンであり、
もしかすると谷洋は野球に関しては谷家での肩身が狭かったのかもしれません。

しかし、家族全員が野球好きであることには変わりがないわけで、
夏は一家揃って高校野球選手権大会を観戦しに甲子園球場へ足を運ぶなど、
応援するプロ野球のチームは違えど、仲睦まじい家族だったようです。

ちなみに、現在谷洋の娘は4児を育てる母となり、
野球のルールや面白さを一から教えてもらった父親に感謝しながら、
自分の子供たちに野球のイロハを教え込んでいるそうです。

「阪神ファンになるのだけはダメよ」と言いながら。

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 社長 谷洋の独り言ブログ 日々是好日