野球はお好きですか?(その1)
2023年も残すところあと1ヶ月となりました。
今年の世相を漢字一字で表現する「今年の漢字」や、
その年を代表する言葉を選ぶ「流行語大賞」が発表される時期となりましたが、
皆さまにとって今年はどんな一年でしたでしょうか?
今年は、3月にアメリカで開催されたWBCでは日本が3大会・14年ぶり3回目の世界一に。
8月の高校野球選手権では慶應義塾高校が仙台育英を降し107年ぶりに頂点を極め、
11月には日本のプロ野球界で59年ぶり関西勢同士での日本シリーズの開催。
野球を愛する私にとってはそれはもう大満足な一年でした。
その中でも個人的に特に熱かったのは、日本シリーズです。
第6戦終了時点で3勝3敗のタイ、
トータルスコア(6試合の合計得点)も23対23の同点で最終戦を迎えるという、
まさに頂上決戦の名に相応しいがっぷり四つな戦いは、非常に面白く見応えのある戦いでした。
e-コンシェルジュサービスをご利用頂いているお客様で
私よりも遥かに野球が大好きな方がいらっしゃるのですが、
つい先日にお会いした際、この話題だけで1時間は軽く喋ってしまうほど
私にとってはいつまでも色褪せることのない熱い話題となっています。
さて近年、『野球人口の減少』が叫ばれていますが
今年の野球に対する世間の関心度・盛り上がりはそれを吹き飛ばす勢いだったと思います。
近所の公園で見かける子どもたちの遊びは
ついこの前までバスケやサッカーが主流だった気がしますが
最近はたびたび野球やキャッチボールをする姿を見かけるようになりました。
この野球ブーム、再びこのまま長く続いて欲しい!
野球を愛する者の1人として、そう切に願わずにいられません。
しかし、この『野球人口の減少』という問題は
どうやらそんなに簡単には解決出来ないもののようです。
ちょっと調べただけでも様々な要因があることが分かりました。
その中でも
「野球が現代の若者の『スポーツをする目的』にそぐわない点が多い」
ということが、特に重要な要因となっているように見えました。
若者がスポーツをする目的、
もしくは親が子どもにスポーツをさせる目的、と言い換えても良いかも知れません。
それは健康の維持や体力向上はもちろん
成長・自立などの人間形成にあると思いますが
果たしてなぜ、野球がこれにそぐわないのか…。
私には全く理解できませんでした。
…この話し、長くなりますため
僭越ながらこの続きはまた次号とさせていただき、
今号は最後に余談と、お伝えしておきたいもう一つで失礼いたします。
皆さまご存知の通り、今年の日本シリーズの最終戦を制し
日本一の栄冠を手にしたのは阪神タイガースでした。
余談ですが、
りんくるの創業者である故谷洋も阪神タイガースのファンでした。
谷洋が亡くなった2018年、阪神は最下位に沈んでいます。
お見舞いに行った当時、病室にあるテレビで阪神の試合を観戦しながら
ブツクサ文句を言っていた姿が思い出され、
日本シリーズが終了した週末には、早速報告に行きました。
そして、
阪神タイガースファンの皆様、
38年ぶりの日本一おめでとうございます。
熱く迫力のある応援には圧倒されました。
2024年もプロ野球界をぜひ熱く盛り上げて下さい。
ありがとうございました。