OSのちょっと知っておいて欲しいお話
次々と新しい技術が開発される昨今、OSもどんどん進化している一方で
やむなく古いOSを使い続ける状況も発生しています。
Windows10だから大丈夫と思っていても、よく見ると実はサポート切れも発生しています。
・Windows のサポート期限について
Windows7 がサポート終了となって2年が経ちましたが
いまだにお使いになっているユーザー様も実はたくさんいらっしゃいます。
事務処理はさすがに見かけないようになりましたが
機械の制御や管理に結構残っていたりするものです。
ネットに繋がらない状況であれば自己責任において使い続けることは止められません。
実は、Windows8.1 のサポートがこの2023年1月10日で終了しています。
Windows7にしても8.1にしても、サポートが切れているということは、
新しい脅威(ウイルスや欠陥)が見つかったとしてもメーカーは対処しないということです。
クラシックカーのように古いものをこよなく愛される方はいらっしゃいますが、
車も部品やオイルを交換することで長持ちするわけで、
古いOSに交換用のプログラムや修正モジュールを提供されない状況では、
とても長く使い続けられるわけはありません。
なるべく早く新しいOSに更新されることを強くお勧めいたします。
・Windows10 のサポート期限について
Windows10にもサポート期限があるんです。
年に2回ほど大きなアップデートがあり、その時にOSはWindows10のままですが
バージョンが変わっていくようになっています。
ノートパソコンなんかで作業終わりにシャットダウンせずに蓋を閉めるだけで帰っていませんか?
それだとアップデートが実施されないので古いバージョンのままですね。
また、シャットダウンする場合でも「更新せずにシャットダウン」を選んでいると
やっぱりアップデートは実施されません。
この原稿を書いている時点(2023年1月)ではサポート切れのバージョンは「21H1」です。
2022年の12月でサポートは切れているのでアップデートを実施するようにしてください。
お使いのコンピューターは大丈夫でしょうか?
おまけ
下記にWindows10でバージョンを確認する方法を記述いたします。
是非ご自身でお使いのパソコンのバージョンをお確かめください。
バージョンの確認方法
・スタートメニューから設定(歯車のアイコン)を選択
・設定メニューからシステム(PCのアイコン)を選択
・左側のサブメニューの一番下にある詳細情報を選択
・右側に詳細情報が表示されるので画面を少し下にスクロールしてください。
・項目「Windowsの仕様」の中に「バージョン」が表示されています。