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2008年2月号

vol. 011

n×Nの威力

~ベンチャー成功の鍵は、単価を小さくする以外にない~

前項のnは単価。後項のNは数量。単価を小さく、そして大量に売る。
これにしかベンチャーの浮かび上がれるチャンスはない。
n×Nの威力は、ビジネスでのパンデミックスと言って過言ではない。

なるほど、
「3円×100個」でも「100円×3個」でも売上高は同じである。
だが、ビジネスを大化けさせるには、
販売数が飛躍的に伸びる可能性を持たなければならない。
今、3億の売上を、5年後に30億にするには、
小さな単価の商品を、ビックリするほど売るしかないのだ。
逆の数式はないと断言しよう。

「単価も大きい方がいいじゃないか」と言われるかもしれないが、
「いや違う」と私は思っている。
単価は小さければ小さいほどいい。
そう信じている。

商品の価値を上げ、単価を10倍にしても、
売上は今の10倍にはならない。
仮に単価が2倍になっても、
市場は8分の1以下になっているからだ。
これが市場真理だと感じている。

今、上場している巨大企業のほとんどは、
最初に小さな単価の商品を扱っていた。
カルビーのかっぱえびせんは昔、1袋10円からのスタートだ。
花王は5銭の石鹸からのスタートである。
いわんやn×Nの威力は凄まじい。

ちなみに断っておくが、
国をあげ、殖産期に成長した企業は、単価もデカいし数量もデカい。
1台500万円もする車を数百万台も売るトヨタ。
1戸3,000万円もする家を数万戸も売るセキスイハウス。
1棟100億もする建物を数百棟も建てる大成建設。
これらはすでに別格で、
私はベンチャーという「新馬戦」で勝利し、
三歳でダービー馬となる戦略を求めているのである。

だが残念なことに、
できたばかりのベンチャー新興企業群は、
寄ってたかって、
労働集約型産業に押し込められてしまう。

ではどうやって無名の会社が、
ビックリするほどの数を売ることができるのだろうか。

仕組みで売るしかないのである。

インターネットがその奇跡の仕組みの一つだろう。
フランチャイズもそれを可能にする仕組みだろう。

とにかく、
Nには圧倒的な市場を据えなければならない。
全国民が買うモノであり、
全国民が買える販売ルートを得なければならない。
我々は40万社と言われる中小企業を市場に据えたのだが、
言うのは簡単。これが何とも難しい。

昨年上場を果たしたミクシー。
文具を明日中に届けるという発想で成り立つアスクル。
共に商品単価は極めて小さく、
ビッグNの集まるステージを用意したところにビジネスコアを見る。

ベンチャーが、
成熟企業と肩を並び得るためには、
「n×Nの仕組み」に、
どれだけシンドくても挑戦し続けることだ。

日々、労働集約型産業に押し込められてしまいそうな力に、
「いやだ!いやだ!」と抵抗する日々が続く。
n×Nこそが、ベンチャービジネスのパンデミックスである。

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 社長 谷洋の独り言ブログ