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2007年9月号

vol. 006

我々は月に立つ

~ビジョンと目標は何が違うのか。目標では夢など叶わない。ビジョンを持とう。~

熾烈な宇宙開発でソビエトに遅れを取っていたアメリカ。
大逆転劇となった月面着陸という偉業は、
ジョンFケネディの就任演説から始まった。

「我々は60年代に月に立つ」という就任演説。
これが苦難を乗り越えたアポロ計画の第一歩だった。

アポロ11号が月面着陸したのは1969年7月20日。
静かの海にアームストロングが降り立った映像は、世界中を駆け巡った。

いったいケネディに何の勝算があったのだろう。
ソ連との競争に大きく水を開けられ、
それまでのマーキュリー計画の延長線では、
とても月に向かうことさえできず、まして月に立つなど、空想だった。

しかしケネディーは「我々は月に立つ」と言ってしまった。
多くの関係者が、
「無理だ。どこをどう苦心しても今のままでは月なんて」
と否定をするのだが、
ケネディはいとも簡単だった。
「じゃあマーキュリー計画を捨てればいい」と。
人々は「あっ」と叫んだ。
「ビジョン」とはこんなモンだ。

これまで培ったノウハウを全て捨てる。
簡単にできることじゃない。
でも培ったノウハウが邪魔ならば、それを捨てればいい。
要は、10年後に月に立つには、
これまでの条件や前提さえ否定してかかるのだ。
ビジョンとはそういう「効果」を持っている。

今から25年前、私の知人にこんな女の子がいた。
「私は30歳になったら5LDKの億ションに住みたい」
とアホな空想を語った不思議な女の子だ。
当時の彼女の給料は、16万にも届かなかった。

今もらってるお給料をコツコツ貯めても、
億マンションを買うには100年かかるだろう。
目標にするなら、せいぜい2,000万ぐらいのマンションだ。
が、それでさえ彼女は50歳になっている。

いやビックリした。
彼女は「じゃあ私、今の仕事辞める」とさっさと辞表を出し、
「夜の仕事なら10年で1億円稼げるわ」と、
なんと、水商売に転身をしてしまった。
その子はごくごく普通の女の子で、まさか水商売に…と周りは唖然とした。
これこそビジョンだった。

今の給料を貯めて買えるモノ。
これは目標である。
一方「30歳までに5LDKの億ションに住む!」。
これがビジョンである。

今の職、今の条件、今ままでのやり方、今までの常識、
これらをすべてひっくり返し、
「やり方」を根本から考え直す作用を、
この「ビジョン」という言葉が持っていることに気が付いた瞬間だった。
頭がクラクラしたのを覚えている。

著名な世界のリーダーは、
皆、このビジョンを発している。
安倍首相の「美しい国ニッポン」はビジョンとしてはアバウトだ。
池田(隼人)首相の「所得倍増計画」がそれにふさわしい。
日本はこのビジョンによって奇跡的な戦後復興を成し遂げている。

アメリカ航空宇宙局(NASA)は、
ケネディの演説から8年後、1969年に人類を月面に送った。

「我々はe-コンシェルジュ事業で日本中を席巻する」
このビジョンは、いったいどんな作用を我々にもたらすだろう。
ケネディには叶わないが、
普通の女の子に負ける訳にはいかんだろう。

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